2004年 薬理学総論 本試              平成16年7月9日 実施 1. 用量反応曲線について (1) 特徴を述べなさい。 (2) 競合拮抗薬を入れた時の用量反応曲線はどう変化するか、図を用いて説明しなさい。 2. 次に挙げる受容体について、 ・ 代表アゴニスト ・ 受容体後の情報伝達機序 を記しなさい。 1)1回膜貫通型、2)4〜5回膜貫通型、3)7回膜貫通型、4)細胞内、核内 3. 交感神経と副交感神経は、それぞれ「血管神経」、「腸管神経」と呼ばれている。 (1) このように呼ばれる理由を述べよ。 (2) それぞれの分布はどのようになっているか? 4. オータコイドについて以下について説明しなさい。 (1) 共通にみられる特徴 (2) ヒスタミンの生合成遊離機構 (3) プロスタグランジンの生合成遊離機構 5. 犬の実験問題 (1) 血を抜いていくと心拍数が上昇した。その理由は何か? また血流量の減少はどのような経路でが伝わるか? (2) 遠心性の神経は、何神経か? また心拍数の上昇を抑制するには何を入れればよいのか? (3) この実験中は、犬の体位を変化させてはいけない。その理由は何か? (4) 採血をすすめると尿量が減少する。その理由は何か? (5) 実験中、犬の体表温度が低下する。その理由は何か? (6) 犬の体表をつねると心拍数が上昇する。その機序を説明しなさい。またその阻害薬を答えなさい(ただし、(2)以外の薬を答えよ) 6. 記号選択問題(客観式)    04年度の追試の方に完全な問題がありますので参考にして下さい