2005年度 循環器系U 本試            平成17年7月25日 実施 (1枚目)町田先生  (症例) ・ 59歳男性 ・ 高血圧で北里に来院 ・ 喫煙 10本/日、20年間 ・ 飲酒歴 1合/日、週4日 ・ 168cm、88kg、胸囲96cm ・ 血圧 158/96mmHg、脈拍 72回/min 1) 二次性高血圧を除外するために、追加聴取すべき病歴を述べよ。 2) 適切な生活習慣の修正を述べよ。 (2枚目)庭野先生 心電図信号は方向と大きさを有する電気ベクトルである。心室筋の脱分極ベクトルは心電波形上最も強大であり、QRS波形を形成する。   この心室脱分極波(QRS波)ベクトルの 1) 方向が変化する病態 2) 大きさが増大する病態 3) 大きさが減少する病態  について各々例を挙げ、付随して生じるECG変化も含めてその所見について説明せよ。 (3枚目)青山先生  急性冠動脈症候群の定義・病態・診断・治療について述べよ。 (4枚目)猪又先生  心筋梗塞における心室リモデリングの機序と功罪について述べよ。 (5枚目)鳥井先生 1) 急性心筋梗塞の緊急手術の適応となるものに○、そうでないものに×をつけよ。 ・ 心室中隔穿孔            (   ) ・ Dressler syndrome          (   ) ・ 左心室瘤              (   ) ・ 自由壁破裂             (   ) ・ 僧帽弁閉鎖不全(乳頭筋断裂)    (   )  2)Blalock taussig短絡手術の適応と術式について述べよ。 以 上