2007年度 循環器系U 本試験 7月24日実施 1(町田) 28歳女性、自宅で測定した任意血圧は正常だったが、会社での健康診断で高血圧と診断され受診した。156cm、48kg。喫煙(−)飲酒(―) @ 追加すべき身体所見、病歴、既往歴について記述せよ。 A 患者は白衣高血圧と診断された。今後の治療方針を記述せよ。 2(庭野)  心房細動の@病態 A心電図所見 B基礎疾患 C症候と合併症 D治療 を記述せよ。 3(青山)  急性心筋梗塞と狭心症を鑑別するとき、@病歴 A身体所見 B心電図  C 血算生化学検査 D心エコーについて述べよ。 4(猪又)  収縮性心膜炎と心タンポナーデの二つの疾患について、病態、原因、症状、診断、治療を類似点、相違点を述べよ。(但し、二疾患を別々に記述した場合は採点しない。あくまで二疾患を対比させた形で記述すること。) 5(鳥井) 1)原発性心臓腫瘍で最も多いのは(   )で好発部位は(   )である。 2)溶連菌は心疾患に関与することが多いが、リウマチ熱の原因菌は(     )であり、感染性心内膜炎の起因菌でもっとも多いのは(      )である。 3)大動脈弁の手術においてはなるべく左心室に負荷をかけたくないので(      )からアプローチする。また僧帽弁の場合は左房からアプローチする場合と右房から(     )を介してアプローチする場合がある。 4)大動脈弁狭窄症では(     )による心筋酸素需要増加と、(      )による冠血流低下が見られる。 5)僧帽弁狭窄症で起こしやすい不整脈は(       )で(        )を合併しやすい。 6)TOFを治療する姑息手術としてはBlalock-Taussig shunt法があるが、 これは(        )と(        )をつなぐ手術である。