2003年度 成長・発達系T  2004/2/5実施 1. 小児薬用量を求める式と、その理論背景を書きなさい  三浦 2. 次のうち正しいものはどれか選べ           梶井 a.アル中の女性が妊娠に気づいた女性がアルコールを止めれば胎児性アルコール症候群にならない b.流産の原因のうち染色体異常があるのは50%といわれていたが近年、60〜70%にあるといわれるようになった c.二卵性双生児が多くなったのは人工妊娠による d.出生数は120万人を割っているが35歳以上による出生数は10万人で横這いである e.クローン動物が死亡しやすいのはDNAのメチレーション機構不全による 3. 次の文章は○か×か                 松浦 1. 各臓器の発達速度は同じである 2. 10週目は奇形を起こしやすい時期である 3. 一生のうち最も身長が伸びるのは思春期である 4. 体重は12カ月で3倍になる 5. 自分の名前をいうのは2歳半である 4. 免疫                        坂東 1) 免疫グロブリンのアイソタイプを挙げ、それの生物学的活性と意義を書け 2) 胎児新生児における母体から受ける有利な免疫現象は何か 5. 水・電解質などの正解選択(正解のみを記載)           横田 1) 胎児の体重あたりの水分量は成人に比べて多い 2) 蛋白質の濃度は細胞内>細胞外 3) NaCl 1gは17mEqである 4) 下痢のときはアニオンギャップは上昇しない 6. 発生にかかわる遺伝子                     柴山 1)Pit-1(GHF-1)は下垂体前葉の(  )、(  )、(  )産生細胞に特異的に発現し、その分化、増殖、維持に必要である。 2)成人副腎皮質の原基である outer definitive zoneの形成に関与するのは(  )である。 3)未分化性線が精巣に分化するためにはY染色体上にある(  )が必要である。 7.○×問題 1) 甲状腺の正常な発達にはFSHは必要ない。 2) 胎児の血中カルシウム濃度は胎生後期には成人に比べて低値である。 3) 胎児副腎皮質は妊娠中期に急速に変性して成人副腎皮質と置き換わる 4) 未分化性腺が発達するには性染色体上に存在するSF-1やWT-1が必要である 5) IGF-T、IGF-Uは主にIGF-Tレセプターに作用し細胞内に情報を伝達する