2005年度 消化器系T (2006年1月27日実地) 1枚目(岡安) 胃癌についての空所補充問題 1)胃癌には( )がプロモーターとして関与している。 2)胃癌には腸型と( )があり、また( )型と( )型とも呼ばれる。 3)前者は( )や腸上皮化成を基に発生し、高齢者に多い。 4)後者は( )に多く、胃酸の過剰が原因と考えられる。 5)胃癌は( )と( )分類され後者は( )分類が用いられる。 6)大腸生検は( )分類が用いられる。 2枚目 (三枝) ○×問題20問。 過去問と同じでした。ノートをよく見ておきましょう。 3枚目(中村) 20歳女性、初めてビールを50ml飲んだところ、動悸、顔面紅潮のため来院。意識明瞭。父方の祖父、父、姉はまったく飲めない。父方の祖母、母、兄はたまにしか飲まない。 A) エタノールの代謝速度が速い  B)  アセトアルデヒドの代謝速度が速い C)  訓練しても強くなれない D) アルコール依存症になる可能性がある E)  この疾患には環境要因が関与している 設問T エタノールの代謝経路を図示して説明せよ 設問U 上記の症状が出る理由を、原因物質をしるし説明せよ 設問V 上記の選択肢を選び、その選択理由を生化学的に書け 5枚目 (小山) @下痢を主症状として、オーシストの経口摂取により感染する寄生虫は(    )であり、日本でまれに見られる。その感染部位は小腸粘膜上皮の(   )である。 Aアニサキス症はその発症によって(   )型と(   )型にわかれ、T型アレルギーとして発症するものは(   )型である。 B裂頭条虫の代表的な駆虫薬は(   )であるが、(   )であるガストログラフィンも有効であるが、被爆とコストが問題である。 C嚢子保有者が感染源になっている寄生虫感染症は(    )と(    )である。特に肝膿瘍を呈するのは(    )であり、(   )感染症に分類される。患者発生の場合、医師は(    )に届け出なくてはならない。 6枚目(小山) 36歳男性。腹痛を訴え近医に受診。下痢の症状はなかった。抗生剤と抗炎剤と投与されたが症状が改善せず、総合病院を受診。超音波検査により肝膿瘍が疑われたので、CT検査により肝膿瘍と断定、即日ドレナージにより排膿液を取り出し細菌培養するが陰性であった。 設問T 上記が疑われる寄生虫感染症は何か 設問U (寄生虫の写真が与えられる)上記の寄生虫感染症の原因となる寄生虫を選べ 設問V 確定診断方法を述べよ 設問W 治療薬を述べよ